団体旅行の作り方

団体旅行の作り方
  • TOPへ
  • 団体旅行の作り方

『団体旅行・社員旅行の企画って何をすればいいの?』
そんな疑問お持ちの方に旅行の作り方を徹底解説!

初めて旅行幹事に選ばれて団体旅行の企画が必要になった場合、
一人で何も旅行知識も持たずに旅行企画するのは中々思うようにはいかないものです。
まずは基本的な『団体旅行の作り方』をしっかりと予習し、
そこに『自分なりの企画・参加者の希望』などのポイントを押さえて、
自分だけの『オリジナル旅行』を完成させましょう!

まずは旅のテーマを決めよう

団体旅行を企画する際には、まずは『旅のテーマ』を決めることが重要となります。

メンバー間の親睦を深めたい、温泉でゆっくりしたい、グループ内でイベントを行いたい等、旅の目的をしっかりと持つことで、旅行全体のイメージが作りやすくなります。

旅行会社に相談する際にも、そういった旅のテーマをしっかりと伝えることによって、より最適なプランを提案してもらうことができます。

前年度の旅行幹事さんがいる場合は、今までの旅行のイメージや伝統的な行事があるかどうか等、旅行の傾向を聞いておきましょう。
旅行のテーマが毎年決まっているケースもありますので、その場合は決まりごとに沿って旅行を企画していきます。

旅のテーマ例

  • 親睦を深める

    【親睦を深める】グループ内でのコミュニケーションの活性化として、多くの会社や団体が旅行の目的としています。身近な人の意外な一面を知ったり、普段あまり接する機会の無い人達とのコミュニケ-ションの場として旅行を取り行うケースが多いです。

  • 疲れを癒す

    【疲れを癒す】日頃の頑張りや成果を労ったり、疲れを癒すために取り行う慰安旅行等となります。観光地に行って温泉でゆっくりしたり、楽しい宴会や美味しい食事等で参加者の皆さんに満足してもらう事が目的となります。

  • イベントや研修

    【イベントや研修】記念式典や恒例行事などの催し物を行うイベント旅行や、会議場で講習を受ける等の参加者のスキルアップを目的とした研修旅行があります。目的がハッキリとしている分、目的達成に向けた事前準備が重要となります。

-ページ上部へ戻る-

旅行のメインを決めよう

旅のテーマを決めたら、次は『旅行の目玉』となるメインイベントを決めましょう。

参加者の皆さんにアンケートでやりたい事をリサーチしたり、事前に決めた旅のテーマにどんな企画がマッチするかを考えて旅行の目玉を決めていきます。
幹事さんならではの特色を出す重要なポイントとなりますので、しっかりと下調べをして検討しましょう。

どうしても旅行の目玉が決まらない場合は、旅行会社に相談するのも一つの手となります。
事前に決めた旅のテーマを伝えて、何をメインに取り入れたら良いかを相談しましょう。
旅行のプロならではの豊富な旅行知識を持っていますので、旅行会社からプランを提案してもらい、それを基準に全体の旅行を作り上げましょう。

自分なりの企画を提案しよう

決定した旅のテーマに沿って、
参加者の親睦を深めたい場合は『体験型のアクティビティ』や『チームビルディング』を企画したり、ゆっくりと疲れを癒したいなら『温泉の有名な旅館』や『夕食時の宴会』等を企画しましょう。

様々な資料やガイドブックを確認したり、旅行会社に相談するなどをして、幹事さんならではの企画を検討します。

旅行のメインとなる人気プランを紹介しますので、参考にしてみてください。
行き先ごとに地域ならではの特色がありますので、そういったことも考慮するとオリジナル度アップ間違いなし!

温泉&宴会プラン

やはり団体旅行と言えば、『温泉地で宿泊し、夜は宴会を楽しむ』というのが定番となります!

有名な温泉地は全国各地にありますので、比較的遠くへ行かなくても、貸切バス等で気軽に温泉地に行けるのが人気の理由となっています。

遠くへ旅行となると、どうしても移動のみに時間が取られてしまいがちですので、貸切バスで観光地に立ち寄りつつ、温泉地に向かえる従来通りの旅行形態が人気となっています。

また、最近では金曜日の夜に仕事を終えてから、温泉地に出発するパターンも増えています。
翌日はもちろん1日観光しても良いですが、そのまま午前中に帰路についたり現地で自由解散するプランの依頼が多くなっています。
何日も時間を拘束されるのが苦手な人や、休日に予定のある方でも参加しやすくなるよう配慮した『時代に合った』旅行プランとなっています。

アクティビティプラン

例年とは一味違ったプランを企画したいと考えている方におススメなのが、アクティビティをメインとした旅行プランとなります。

全国には様々なアクティビティがありますので、毎年違ったプランで参加者の皆さんに楽しさを提案することができます。

アクティビティは自然と場が盛り上がるものが多いですので、参加者の皆さんのいつもとは違った一面や新しいコミュニケーションのきっかけとなるかもしれません。

人気のアクティビティとしては、『ダイビングやシュノーケリング』が有名でしょう。
その他にもウィンタースポーツを楽しむ『スキー・スノーボードプラン』や生け簀を貸し切った『釣り大会プラン』、ラフトを使って川を下る『ラフティングプラン』、大自然を楽しむ『ハイキングプラン』など、数えきれないほど様々なアクティビティがあります。

皆さんの年齢や好みなどを考慮して、思い出に残るようなアクティビティプランを企画しましょう!

チームビルディングプラン

最近注目されているチームビルディングとは、『複数のメンバーが個々の能力を最大限に発揮し、一丸となってゴールに向かって進んでゆく組織づくり』のことです。

モチベーション向上やチームの結束力を高める目的として注目されており、旅行にチームビルディングを取り入れる際にはグループ単位で出来るプランが必要となります。

例えばバーベキューだけでもチームビルディングには含まれますが、『アウトドア研修』という形で自然の中で半日~1日のプログラム体験をするのも人気となっています。

その他にも、頭と身体をフルに活用する『リアル宝探し』や、グラウンドや体育館を貸し切って『社内運動会』を開催するなど、楽しみながらチームの結束力を高めるプランが今注目されています。

旬の味覚を堪能プラン

旅行の醍醐味といえば、やはり美味しい料理は外せません!
普段は中々食べられない『旬の味覚』を参加者の皆さんに堪能してもらいましょう。

季節ごとの『カニ、松茸など』旬の味覚、旅行先ならではの『ひつまぶし、もつ鍋など』のご当地料理、有名旅館の宴会料理など、一味違った味覚プランでワンランク上の団体旅行を作り上げましょう。

味覚プランの場合は昼食をメインとすることも可能なので、日帰り旅行にもオススメとなります。
夕食とは違って、昼食のグレードアップであれば旅行費用も抑えられるため、費用対効果の高いオリジナル旅行の提案が可能となっています。

体験型食事プラン

体験型の食事プランも、団体旅行や社員旅行でよく取り入れられている人気のプランとなっています。

みんなで協力して料理を作り、その料理を楽しくお食事となりますので、グループ内のチームワークも高まり、『満足した』とのお声をよくいただきます。

定番の『そば打ち体験』や『手作りうどん体験』に加え、『肉まん・餃子作り体験』や『ソーセージ作り体験』、『ピザ作り体験』など様々な体験型食事プランがあります。

もちろん『バーベキューの食事』も一つの体験型の食事プランと言えるでしょう。
普段の生活では大勢で協力して食事を作る機会は少ないため、新鮮な気持ちで食事を楽しむことができます。

工場見学プラン

子どもだけではなく、大人の社会科見学としても人気が高いのが工場見学です。

ものづくりの仕組みを楽しみながら見学するだけではなく、試飲や試食、お土産などがもらえることもあって人気の高いプランとなっています。
中にはものづくり体験が出来る施設もあり、団体旅行を行う上で工場見学は一つの定番となっています。

工場の種類は様々で、ジュースやビール、お酒などの飲料系やお菓子・特産品などの食品工場から、飛行機や自動車などのものづくり関連もオススメです。

春休みや夏休みなどのシーズンは大変混み合いますので、この時期は避けるようにするかなるべく早い段階での手配を依頼しましょう。

参加者の意見を取り入れよう

団体旅行を行う際には、アンケートをして参加者の皆さんの要望をまとめましょう。
多くの参加者に満足してもらうためにも、集計結果を旅行プランに反映させることが大切です。

旅行アンケートの作り方は以下をご覧ください!

旅行アンケートの書き方

-ページ上部へ戻る-

旅行期間・日程の決め方

団体旅行や社員旅行の計画を立てる際に、重要となってくるのが旅行期間と日程の決定となります。
当然、適当に決めて良いものではありませんので、『参加者の都合・会社の都合・予算・行き先』を考慮して、いつ頃に何日間行くのかをしっかり考える必要があります。

毎年の旅行日が決まっていない場合や初めての団体旅行の場合は日程の検討からスタートします。
仕事の繁忙期などは当然ながら外さないといけませんし、旅行シーズンであれば費用も高くなりますので予算も視野に入れて考慮しなければなりません。
行きたい観光地や堪能したい旬のものによっても季節が関係してきますので、事前に下調べをしたり、アンケートでリサーチをして旅行日程を決めていきましょう。

依頼の多い人気の旅行期間や日程をご紹介いたしますので、是非参考にしてみてください。

一般的な旅行期間はどのくらい?

旅行期間の割合

団体旅行・社員旅行で行き先が国内の場合は、ほとんどが『1泊2日』での依頼となり、全体の7割近くを占めています。
次いで『2泊3日』『日帰り』の順に多く、全体を通して2日間以内の比較的少ない日程での旅行が一般的となっています。
長期間会社を空けるわけにはいかなかったり、参加者の都合に配慮して短期間の旅行組むことが理由として挙げられるでしょう。
温泉や宴会を取り入れたい場合は『1泊2日』、休日を使って行きたい場合は『日帰り』など、状況や参加者の皆さんの都合に合わせて旅行日程を組めば、頼れる旅行幹事さんになること間違いなし!

人気の旅行日程は?

人気の旅行日程

せっかく旅行に行くなら、なるべく良い時期にお得な費用で!というのが一番ですが、人気の日程はどうしても費用が高くなってしまうものです。
逆に空いている日程は狙い目という考え方もできますので、比較的空いている時期に旅行をするのもお得なテクニックですね。
皆さんがどの時期に団体旅行・社員旅行に出かけているのかをまとめましたので参考にしてみてください!

団体旅行・社員旅行の行き先で、国内を希望している場合は、やはり9月・10月・11月は非常に多いという結果となりました。
人気の秋の行楽シーズンとなりますので、団体旅行・個人旅行ともに増える時期となります。
また、12月は忘年会を兼ねた宴会旅行が多くなり、6月と7月は夏の旅行シーズンのため、アクティビティを取り入れた旅行が人気の時期となっています。

-ページ上部へ戻る-

コースの組み立て方

『参加者の意見をまとめていたら、立ち寄りたいところが多くなってしまった!』
『旅行中に何か所くらい観光場所を入れれば良いのかわからない!』
なんてお悩みの旅行幹事さんはいらっしゃいませんか?

せっかくの旅行ですので、たくさんの観光地を回りたいとお考えだと思いますが、あまり多い観光場所を取り入れてしまうと、時間に追われたドタバタ旅行になってしまったり、逆に少なすぎても参加者の皆さんから不満が出てしまう旅行となってしまいます。

そんな不満が出ないように旅行幹事さんに向けて、基本的な団体旅行の作り方をご紹介いたします。

出発時間と帰着時間について

まずは出発時間を決定しましょう。
団体旅行では『8時頃~9時頃』がよくある出発時間となります。
貸切バスや飛行機など、交通機関を利用した旅行の場合は、移動時間を考慮して、昼食場所にちょうどよく着く時間帯が好まれています。

もちろん行き先によって出発時間も変わってきますので、旅行会社へと相談する際には時間配分の確認もしておくと良いでしょう。

ちなみに『日帰り旅行』の場合は、午後の観光だけだと物足りないケースがありますので、多少出発時間を早めにして午前中に1ヶ所観光場所を挟むのも、満足度をアップさせるコツとなっています。

次に帰りの帰着時間を決めていきます。
ごく一般的な帰着時間としては『17時頃~19時頃』頃が一番多い傾向にあります。
参加者の皆さんが解散場所から帰路につく時間も考慮して、あまり遅すぎない帰着時間を設定しましょう。

コース設定の例

『貸切バスを利用した、一般的な団体旅行』をご紹介いたします。
『1泊2日旅行』と『日帰り旅行』の2パターンを流れに沿ってご紹介いたしますので、実際に旅行コースを決める際に参考にしてください!

1泊2日旅行の場合

1泊2日の旅行の場合には、あまり立ち寄る場所を詰め込みすぎず、ある程度のゆとりを持ったコース設定にしましょう。
丸2日間ともに観光場所を詰め込みすぎると、せっかくの旅行が慌ただしくなってしまいます。
2日目の午後は、時間に余裕があるようでしたら、観光場所を2か所に増やすのも良いかもしれません。

旅  程
1日目 出発地 ~(移動)~ 昼食 ~ 観光① ~ 宿泊施設
2日目 宿泊施設 ~ 観光② ~ 昼食 ~ 観光③ ~ 帰着地
日帰り旅行の場合

日帰り旅行の場合には、旅行日が1日しかありませんので、午前中に観光場所をプラスと良いでしょう。
その際は、出発の時間を多少早めるなどの工夫をして、時間にゆとりをもてるようにしましょう。
また、『1泊2日』と同様に、午後に時間の余裕があれば、近い観光場所を2か所に増やすのも一つの手となります。

旅  程
1日目 出発地 ~ 観光① ~ 昼食 ~ 観光② ~ 帰着地

その他の旅行幹事さんの役割については以下をご覧ください!

旅行幹事マニュアル

-ページ上部へ戻る-

無料見積りはこちら